IR候補地は現在1カ所のみ、オンラインカジノが普及

日本初のカジノを含む総合リゾート施設（IR）は、現在大阪府（市）の1カ所のみとなっています。既に申請していた長崎県佐世保市は、継続審査となっていましたが、2023年12月27日、資金調達の不確実性などを理由に、国は区域整備計画を認定しないことを正式に発表しました。

2～3年ほど前から国内各地でのIR施設の申請がとりだたされていましたが、結局申請に至ったのは2カ所のみで、大阪の1カ所が認定されたという結果となっています。その大阪も、認定は受けたものの、2029年秋～冬頃の開業を目指す計画となっており、当初予定より4年ほど遅れた感は否めません。また、候補地の土壌汚染問題やギャンブル依存症問題、そして運営面など、懸念された課題が待ち受けているのが現状のようです。

こうした中コロナ禍以降、手軽にカジノを楽しめるオンラインカジノの人気が高まり、その需要が拡がっています。自宅はもちろん、外出先でも気軽にスマホで楽しめる要素は若者を中心に支持されているようです。今後もこの傾向は続いていくと予想されます。また、パチスロ感覚が楽しめるオンラインパチンコも登場し、プレイ人口はさらに増えていくものと思われます。

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