攻略必勝法
RTP率とは
プレーヤーに還元される割合
オンラインカジノがスタートした当初から親しまれているオンラインスロット、そして最近人気を集めているオンラインパチスロは、パチンコの出玉率や競馬などの払い戻し率と同じようなRTPというものが設定されています。RTPとは“Return to Player”の頭文字をとったもので、ペイアウト率や還元率と呼ばれています。
それではRTPの内容を紐解いてみましょう。仮にRTPが70%ということは、プレーヤーの掛け金の70%が当ったプレーヤーに払い戻しがあるということになり、残りの30%が運営元の取り分になるという仕組みです。オンラインカジノを運営するプロバイダが得る取り分のことをハウスエッジや控除率とも呼ばれています。なので、RTPが高いほど、プレーヤーに還元される賞金が多いということになるのです。
オンラインカジノのRTPは
ではオンラインカジノの還元率はどうでしょうか。パチンコや公営ギャンブル、そして日本の宝くじなどと比べた場合、オンラインカジノの還元率は非常に高い(95~98%)のが特徴です。それをまとめたものが下記の比較表になっています。
では数字を使って具体例を出してみましょう。あなたが1万円の元手をかけて以下のギャンブルをしたと仮定した場合、以下の結果になります。
ギャンブルの種類 | 賭けた金額 | 還元率 | 戻った金額 |
競 馬 | 10,000円 | 70~80% | 7~8,000円 |
競 艇 | 10,000円 | 約70% | 7,000円 |
パチンコ | 10,000円 | 約80% | 8,000円 |
宝くじ | 10,000円 | 約46% | 4,600円 |
オンラインカジノ | 10,000円 | 95~98% | 9,500~9,800円 |
以上のように、1万円賭けたとして、確率としてパチンコではそのうち80%の8,000円が返ってくるという計算で、宝くじでは、4,600円しか返ってきません。オンラインカジノの場合はどうでしょうか。なんと、平均ペイアウト率が95~98%なので、1万円賭けたとして、そのうち9,700円はプレイヤーに還元されてくるということになります。
といったことから、オンラインカジノは、他のギャンブルよりもRTPが高く、儲けやすいともいえるでしょう。ただし、ギャンブルなので、当然勝つときもあれば負けるときもあるので、その差し引きのペイアウト率になります。
運営元の利益は
オンラインカジノの運営元が得られるのが、ペイアウトを差し引いたハウスエッジになります。オンラインカジノは、ランドカジノと同じように、運営するための経費(設備費や人件費など)が必要で、必ず利益を上げていかないと経営が成り立ちません。そのような背景からハウスエッジ(控除率)が設けられています。
このシステムにより、運営元は潰れないような仕組みになっているのです。
RTPをゲームにどう活かすか?
RTPが高いスロットゲームといえども、必ずしも自分に還元されるとは限りません。そのゲームの賭け金の還元率が勝利したプレーヤーに払い戻されるためです。ただ、還元率が高いスロットゲームほど、払い戻し率が高いので、ゲームを選ぶときの目安として考えておけば良いでしょう。オンラインスロットは機種ごとにRTPが決められているのでゲームを始める前にチェックすると良いでしょう。